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ワークライフバランス逆質問12選ー実際に内定がもらえたものだけ厳選

転職tips

「女性もバリバリ働ける時代!」と言えど、それはあくまで「権利」の話。

実際は、「仕事もそこそこに、プライベートも大事にしたい!」というのが本音な”バリキャらない”女性が多いのではないでしょうか。

でも、求人だけでは本当にワークライフバランスが整うのか疑わしいですよね。

かといって面接で

「残業したくないけど大丈夫ですか?」

「休日出勤絶対イヤですけど、ないですよね?」

なんて聞けませんよね。

私は転職を3回経験してるけど、聞きたいことをどこまで聞いていいか、毎回迷うなぁ(笑)

今回は、ワークライフバランス重視の転職に成功した私が実際にしていた、中途面接での逆質問を紹介しつつ、合計3回の転職活動から見えてきた逆質問のコツを紹介します。

逆質問でワークライフバランス系はNG?→そんなことはない

私は3度転職を経験していますが、ワークライフバランス系の逆質問をしても次の選考に呼んでいただけていましたし、内定もしっかりいただけました

よく就活サイトや転職サイトで「福利厚生や給与に関する質問はNG」と書いてありますが、私や私の友人も、ワークライフバランス系の質問をしたうえで希望企業に転職できています。

おそらくそれは「聞き方」が良かったから。

ここから先、詳しく解説していきますね。

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そもそも面接における逆質問の意味とは

 求職者とのミスマッチをなくす

中途面接における逆質問は、純粋に「求職者と企業とのミスマッチをなくす」目的がメインであることが多いです。

要は、「難しく考えず本当に聞きたいことを聞いてね」ってこと

面接担当の人事をしている友人も、「ミスマッチするくらいなら、最初から給与や福利厚生のことについて聞いてほしい」と言っていました。

だから、今回の転職で「ワークライフバランスの改善」を目的にしている人は、自分の譲れない条件を確認しても全然良い、いやむしろ聞くべきなんです。

 企業のことを調べてきたか確認

逆質問を通して「うちの会社のことを調べたうえで面接に臨んでいるか?」というのを確認する意味で聞いている側面もあります。

考えられないかもしれませんが、求職者の中には企業の公式HPや求人票の内容も確認せずに、エージェントの言われたままに面接に臨む人もいるそうです。

「HPや求人票を隅々まで確認しておかなきゃ!」と肩に力を入れる必要はありませんが、知りたいことは最低限HPや求人票を確認したうえで質問した方が良いでしょう。

逆質問せずに面接を終えたことも2度ほどあったけど、どちらも「弊社への志望度が低いと感じた」と言われてお断りされちゃった…

「調べたから分かった」のが本音だとしても、何かしら質問はした方がよさそう

 コミュニケーション能力を確認

逆質問では、コミュニケーション能力を見られている側面もあります。

面接は基本的に、面接官の質問に求職者が回答する形で進みますよね。

「質問に答える」だけではなく、「相手に合わせて的確に質問ができるか」という能力を見るためにも、逆質問は必要なのです。

たとえば面接官が人事担当なら、応募した部署の細かい話は分からないかもしれないですよね。

このように、ただ用意してきた質問をするだけでなく、相手に合わせて柔軟に質問の仕方を変える必要があります。

実際に聞いていたワークライフバランス関連の逆質問!

ここからは、私が面接で実際にしていたワークライフバランス関連の逆質問を、ジャンルごとに紹介していきます!

 残業がどれくらいあるか知りたい

私はもう、とにかく残業したくなかった(笑)。

求人票の「残業少なめ」「平均残業時間」なんて信用できないし、問題は平均ではなく「私はどれくらい残業させられるのか」が知りたいんですよね。

そもそも「残業月20時間」って少なくなくない…?

1日1時間も残業が常態化してるってことよ

 でもやはり日本の企業は「残業したくないなんて甘え」という考えを持っている人が多いので、あくまで「仕事を頑張るために聞いてる」ということが伝わる聞き方を心がけていました。

【実際の逆質問例】

「前職では残業が多く、十分な睡眠時間を確保できておらず業務の集中力低下を感じていました。御社の残業時間は毎月どれくらいでしょうか?」

「御社の平均残業時間を教えてください。残業を悪と考えているわけではなく、あくまで生活スタイルをイメージするために確認させていただきたいです。」

 休日出勤がないか知りたい

私の1社目の会社は、休日にも電話がかかってきたり、店長が作ったシフトなのになぜか「今夜レジできる人いないから夜だけ出勤して」と言われるような職場でした。

もう、休日電話が来ることに怯える生活はしたくない…。

ということで、このような聞き方をしていました。

【実際の逆質問例】

「休日は業務に関連するSEOの最新情報を勉強する時間も確保したいのですが、会社規定の休日に出社が必要な業務量ではないでしょうか?」

「休日は実家に帰って親の世話をすることが多いので、急に出社を依頼されても難しい場合が多いですが、大丈夫でしょうか?」

面接官との話の流れで、「こんな趣味があるのでできれば休日は仕事したくないのですが…休日出勤ってどれくらいありますか?」という正直な聞き方に切り替えたりもしました。

中途面接は、必ずしも堅苦しい聞き方をしなくても良いのが嬉しいですね。

 有休取得率や有休の取りやすさが知りたい

せっかく有給休暇という社員の権利があっても、それがただの飾りになっていては意味がないですよね。

推しのコンサート、好きなアニメの展示会、閑散期の旅行。

人生をまるっと楽しむバリキャらない女子にとって、有給休暇の取りやすさは超重要事項、かつ、とても聞きづらいことだと思います。

ただ、有給休暇について質問する人を落とすような会社で働きたくはない!!という強い意志で、私は割と、直接的に聞いていました。

【実際の逆質問例】

・「ちなみになのですが、」「念のために確認したいのですが」という枕詞をつけて聞く

・(面接を受ける企業に合わせて)「御社は〇〇系の会社ですが、平日の展示会やイベントに有給休暇を取って参加したりする人も多いのでしょうか?」

・引っ越しや結婚などで平日に役所に行くこともあると思います。その際、有給休暇は取得しやすいのでしょうか?

育休・産休の実績が知りたい

福利厚生のことは聞きづらいですが、私としては育休・産休は聞きやすいと思います。

理由は、「あ、この人は妊娠・出産しても長く働いてくれるつもりなんだな」という印象につながるからです。

なので、そのイメージを植え付ける聞き方をすると、アピールにもなります。

【実際の逆質問例】

「次に働く会社では長く働きたいと思っているのですが、育休・産休の取得実績はありますか?」

「育休・産休完備だと拝見しましたが、産休から復帰した方の活躍例について、参考までに教えていただきたいです。」

「育休・産休は当然の権利」と思いたくなる気持ちもありますが、会社から「ゆっくり出産をする機会、その後戻ってくる機会をいただける」という心持ちで聞くようにしましょう。

まぁ正直、このご時世に育休・産休に苦い顔をするような会社はこちらから願い下げでいいと思う

ついでに私は、男性の育休取得実績についても聞いていました。

個人的な感覚にはなりますが、やはり男性のためにも女性のためにも男性の育休って必要だと思うので、同じ感覚の会社だと嬉しいなと思って確認していました。

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逆質問でワークライフバランスについて聞くときのコツ

 仕事に関連する理由をくっつける

ワークライフバランス関連の逆質問はご法度だと言われていますが、それは「楽に働くことしか興味がない」と思われてしまう懸念があるから。

では、質問の軸を仕事にしてしまえばいいのです。 

先ほどの例でも、

「前職では残業が多く、十分な睡眠時間を確保できておらず業務の集中力低下を感じていました。御社の残業時間は毎月どれくらいでしょうか?」

というように、「あくまで良い仕事をするために聞いている」ことを伝えることで、聞きたいことは同じでも面接官に与える印象はガラッと変わりますよ!

 人柄のアピールもくっつける

自己アピールにつなげるのも、逆質問の常套手段。

先ほどの例の

「休日は業務に関連するSEOの最新情報を勉強する時間も確保したいのですが、会社規定の休日に出社が必要な業務量ではないでしょうか?」

は、休日にも仕事につながる学習をする習慣があるというアピールになります。

ワークライフバランスが知りたくて聞いているのに、それが自己アピールにつながるならこんなにラッキーなことはないかも

 面接官の経験や経歴について聞いてみる

私がエージェントさんに「逆質問思いつきません!!」と泣きついたときにもらったアドバイスなのですが、ただ企業のことを聞くだけでなく、面接を面接官との会話と捉え、面接官自身のことを聞くと良いと聞きました。

確かに、面接に限らず自分のことを聞かれたら喜んで話したくなりますよね。

だいたいの場合、面接のはじめに面接官の自己紹介があります。

そのときの経歴をメモしておくと、逆質問をアレンジしやすくなりますよ。

【実際の逆質問例】

・「参考までに、〇〇さんの残業時間はどれくらいか教えてください」

・「〇〇さんは御社で休日出勤をしたことはありましたか?また、それはどういう事情だったのでしょうか?」

・「〇〇さんは育休を経て時短勤務をしているということですが、良かった点や厳しいと感じる点があれば教えてください。

質問するとき、「参考までに〇〇さんの残業時間はどれくらいか教えてください」のように、相手の名前を呼ぶと少し印象に残りやすくなる!

恋愛テクニックみたいだね(笑)

おまけ:テンプレみたいな質問をする方が採用したくないけどな

私は逆質問がとても苦手で、転職するたびに「面接 逆質問」でググっていたし、エージェントさんにも逆質問で何を聞けば良いか相談していました。

で、よくあるのが「御社で活躍している人の特徴をおしえてください」系。

でもそれって割と抽象的で不親切な聞き方だし(活躍の定義とは?そもそもどの部署の話?全体?)、テンプレすぎて「これ聞いときゃいいと思ってるのかな」と、私が面接官なら思ってしまいます。

冒頭で説明した通り、面接における逆質問の意図は、純粋に「企業とマッチするか?」が知りたいのです。

福利厚生だろうが給与だろうが、自分の条件と合うかどうか確認するための質問は面接の場できちんとすべきだと思うし、人事としても条件面でマッチしていないなら早めに気づける方が良いに決まっています。

テンプレみたいなよく分からん質問でお互いの時間を無駄にする人より、本当に知りたいことを確認することで面接の時間を有意義に使える人のほうが、私は採用したいと思います。

(もちろん本当に「活躍している人の特徴を知りたい」と思うならその意図も合わせて聞いてOKだと思います。本音で聞いているならきっと伝わるので。)