こないだカフェで親子らしき二人組が喧嘩していた。
父親らしき人
「お前は手取り25万ももらってそれを全部自分のために使って、それで『お金ないから貸して』だと?身の丈に合った使い方を知れ!!」
娘らしき人
「だって!脱毛とか!ヨガとか!やりたいことたくさんあるんだもん!」
…どう思うだろうか?
身の丈に合った生活をして、お金がなければやりたいことも我慢すべきだろうか?
それとも、借金してまでやりたいことを追求すべきだろうか?
私の考えは、以下だ。
『身の丈に合ったやり方で
やりたいことを全部やるべき』
「身の丈に合った」とは
そもそも身の丈に合うとは、どういうことだろうか。
社会人にとってはシンプルで、「自分の稼いだお金で生活できる」ということだと思う。
生活、というところがミソで、結局生活費を切り詰めたり、滞納金で他人に迷惑をかけていれば、借金をしなくても「身の丈に合っていない」と言うふうに解釈している。
「身の丈に合った」はネガティブな言葉じゃないよ
「身の丈に合った生活をしていたら、
一度きりの人生やりたいこともできない!」
という意見も分からなくもない。
でも、それは単なる思考の放棄ではないだろうか?
一度きりの人生を掲げるなら、なおさら有限な資源(特に時間やお金)を効率よく使う方法を考えるべきなのである。
その最適解が、
「身の丈に合った」生活
なのではないだろうか。
「身の丈に合った」、というのは、やりたいことや欲しいものを我慢するというようなネガティブなイメージが先行しがちである。
でも、我慢せずやりたいことをし、買いたいものを買うというのは、有限なお金も時間も非効率に「消費」しているだけだ。
身の丈に合わない生活のほうが、よっぽど人生にマイナスに作用するはずである。
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「身の丈に合った生活」をネガティブに捉えるほうが不幸まっしぐら
私は平均年収未満のいわゆる低収入の民だが、趣味も友人も多く、楽しく幸せに暮らしていると思えている。
しかし、福利厚生も有休も身に余るほど用意されているホワイト企業で年収700万円ほどもらっている知り合いは、「今月はエルメスのバッグも買えない!私はなんて収入が低くて不幸なんだ!」と嘆いていた。
ガチで。
この人はきっと、年収2000万円になっても「港区に一軒家を建てるお金がない!私は不幸だ!」と嘆くことが容易に想像つく。
現状の収入で得られないものを求めて嘆いている人、つまり「身の丈に合った生活」をネガティブに捉える人は、たとえどんなに収入を得ても、ないものねだりが止まらず不幸なのだ。
もちろん違法なほどの低賃金しかもらえてない人は例外。
「身の丈に合った」を、思考しよう
繰り返しになるが、
身の丈に合わない生活は単なる思考の放棄だ。
有限な資源の配分に際し、
理に適っているか否か、
より良い方法がないか、
必要か否かという思考
を放棄している。
限りある時間やお金をより効率的に配分する方法を思考できさえすれば、やりたいことを我慢する必要もないのに、だ。
さっきの親子の例で言えば、脱毛がしたいなら広告に踊らされずにきちんと調べれば安く済むはずだ。
そもそも脱毛に対して数十万円をかける価値があるか、その費用対効果を考えるべきでもある。
また、ヨガだって動画を見ながら自宅で行えば、ヨガマット代だけで済む。
どうしてもスタジオに通いたいなら、これも安いプランを掲げるスタジオを探せば良いのである。
そしてそもそもヨガでどんな効果が得たいのかを考え、より安価な選択肢を見つけることだって脳みそとスマホがあれば可能だ。
脱毛にしろヨガにしろ、チェーン店の広告は分割払いで安く見せているだけで、入会するといろいろとお金がかかることが多い。
思考を放棄し、広告などの『イメージ』に踊らされていることがよく分かる。
ちなみに私は手取り25万未満だが、ヨガも脱毛も通った上で月に数万円貯金できているぞ。
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貧乏人は身の丈に合った生活をしなきゃいけないのか?
「貧乏人は身の丈に合った生活をしなきゃいけないのか!」
という意見に対しては、Yesとしか言えない。
ただ、我慢しろ!やるな!ではなく、考えろと言いたいのだ。
今年収300万円で身の丈に合った生活をしていたとしたら、年収400万円になったときには今よりも100万円も多く生活に使えるのだから、贅沢をするのは何も今じゃなくていい。
なんなら、思考せずに使う100万円よりも、思考できるようになってから使う100万円のほうが、よっぽど有意義に使えるはずだ。
ほら、「身の丈に合った」はネガティブな言葉じゃないでしょ?
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