退職代行は、お金を払って退職手続きの代行を依頼できるサービスです。
しかし、「そんなもの使うなんてありえない!」「そもそも違法じゃないの?」という意見もたびたび目にします。
今回は退職代行を使う人・批判する人が見えていない本当のメリットやリスクを解説していきます!

全肯定や全否定する前に、いろんな視点で考えてみようぜ!
まず退職代行サービスとは

退職代行サービスとは、料金をもらう代わりに退職のための諸手続きを代行するサービス。
よく「退職を自分で伝えないなんて社会人としてありえない!」と言われていますが、どちらかというとメインの業務は「諸手続き」の代行でしょう。
会社によっては「有休を取らせない」「未払い賃金を先延ばしにする」ようなヤバい会社もあるため、そういう会社への対抗策として有効なのです。
退職代行を使うメリット
①もらえるはずのお金が受け取れる
弁護士事務所または弁護士と連携できる退職代行サービスであれば、未払い賃金や退職金、有給休暇などの交渉を代行してくれます。
一応法律的には退職の意思を伝えてから2週間経てば退職できることにはなっていますが、それだと「有給休暇が消化できないかも」「退職金がもらえないかも」という懸念もありますよね。
退職代行サービスを利用することで、そういった懸念なしに退職ができます。
②専門家と連携できる
労働組合?弁護士?社労士?
どんなときにどんな専門家と連携すればいいか分からない人も多いはず。
ましてや、退職したい時って心身共に疲弊していて、知らないことを調べる気力もない場合も多いですよね。
退職代行サービスを使うことで、必要に応じて専門家の連携を進めてくれる場合があります。
③若い時間が無駄にならない
「会社の引き留めを受けて、ズルズル働いて気づけばもう30代…」
「あの時辞めていれば第二新卒で転職できたのに…」
と思ってからではもう遅い!かも。
気力も体力もあり市場価値の高い若手のうちに、退職代行を使ってでも辞めるときは辞めましょう!
④精神疾患やトラウマを防げる
普段からハラスメントを受けていて、退職を伝えるのも怖い…という人も多いですよね。
退職を伝えることで罵倒されたり、もっと不当な扱いを受けたら…と考えすぎて鬱になってしまう人も。
そういった精神面を守る意味でも、退職代行サービスは有効です。

実際、私も退職を伝えたときに扱いが不当になったことある
(休日出勤の強要、八つ当たりなど…)
⑤転職でブラック企業を避けられる
退職代行サービス企業のなかには、その後の転職サポートまで行っている企業もあります!
「退職代行を使われた企業」を避けられるのはもちろん、そういった企業のノウハウが蓄積されているので、おのずとブラック企業を避けることもできます。
退職代行モームリで有名な「アルバトロス」では、退職代行を使った人も使わない人も利用できる転職サポートを運営しています!
「退職代行を使われるような企業は絶対避けたい!」という人はぜひ登録してみてください。
退職代行を使うデメリット
①違法行為に当たる場合も
実は退職代行サービスを使って「違法行為」になる場合があることを知っておくべきです。
弁護士でない人ができるのは「退職の意思を代わりに伝えること」まで。
有給の交渉などを弁護士でない人が行うと、「非弁行為」といって弁護士法違反になる可能性も!
交渉などを目的に退職代行サービスを探すときは、弁護士や労働組合と提携している退職代行サービスか、そもそも弁護士事務所に依頼するようにしましょう。
参照:弁護士法第72条
※退職代行で有名な「退職代行モームリ」は労働組合・弁護士との連携があり安心です!しかも相場より安い22,000円なのもありがたい。

モームリは相談だけなら無料なので、「自分で伝えたいけど懸念が…」という人は今すぐ相談してみよ!
②同業他社に転職しづらい
同業他社に転職”できない”というわけではないですが、同じ地域の同じような会社は結びつきが強く、「退職代行を使った人」として知られるリスクはあります。

私も東京都内で転職活動したとき、面接官が前職の社長の元同期だったことある…笑
退職代行を使うこと自体は決して悪いことではないものの、その行為が採用担当にとっていい印象にはならないでしょう。
③次の取引先になると気まずい
同業他社でなくとも、次の会社で取引先になる可能性もあり得ます。
シンプルに気まずいですし、嫌な思い出がよみがえってきたり、最悪な会社だと嫌がらせにあう可能性も否めません。
④個人情報は握られている
「退職代行を使われた!」と逆切れし、握っている個人情報(電話番号や住所など)を悪用する可能性もなくはないです。
もちろんあってはならないことですし、「そんなことに時間使うほどみんな暇じゃない」とは思います。
が、退職代行を使わないと辞められないような会社の人間なんて、何するか分かったもんじゃないですからね…

もちろんこれは普通に辞めてもあり得るリスクだけど、めっちゃ頑張って円満に辞めれば回避できる
⑤人としての成長機会が失われる

ブラック企業に退職を伝えるのって、めっっっっっっちゃ怖いよね分かる!!!!!!
ただ、「恐怖に打ち勝って自分の道を決める」という経験って、人間的にすごく成長できる気がするんです。根性論みたいでキモいですが。
それに、大した理由もないのに「退職代行つかったったww」みたいな辞め方すると、今後もそうやって嫌なことはうやむやにして逃げて、まともな人間関係も作れない、まともな会社に受け入れられないような人間になりそうな気がするんです…

これはまじで感覚的だけど、でもアラサーになって本当に思う。
「ああこの薄っぺらい人は、いろんな苦痛や挑戦から逃げて来たんだな」って。
これはまじで分かる人にしか分からない感覚で恐縮ですが…
「退職代行使わないと辞められない、もはや命の危機すら感じる」って人以外は、頑張って伝えた方が良いと思います。
退職代行使うべき人・使うべきでない人
私個人の感覚として、こういう人は退職代行を使うべきだと思います。
- 退職の意思を伝えてもうやむやにされる
- 有給取らせないぞなどと脅されている
- 個人情報を知ってることを盾に脅されている
- すでに精神疾患や体調不良をわずらっている
- その他普段の態度から、退職を伝えると心身の危険が及ぶ恐れがある
逆にこういう人は、退職を自分で頑張って伝える必要があると思います。
- 退職を伝えるのがなんとなく怖い
- 心身の危険はないが単純に否定されるのが怖い
- 「お金で時間と手間を省いてる」くらいの感覚
- そういえば今まで自分の意思で進路を選んだことがない
…まぁ最終的には退職代行を使うかどうかすらも、自分で決めなきゃいけないとは思いますけどね…
結論:「退職代行使う人」より全肯定or全否定する方がありえない
退職代行を使う人にも様々な事情があるわけです。
なので、「退職ぐらい自分で伝えないなんてありえない」というのも私からしたらありえないですし、逆に「退職代行を使ってお金で時間を買おう!」的な考えもちょっと同意できない。
退職代行を使う背景やリスクまで理解した上で、自分なりの意見を持てるといいですね◎
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